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2014年8月 4日 (月)

「ひとりぼっちでいいですか」

            赤羽聖書教会 野寺恵美牧師

            マタイ 8章12~27節

 ガリラヤ湖は四方が山に囲まれた美しい湖で、海抜マイナス200メートルという低い所にあるため、時々四方の山々から突風が吹き降り穏やかな湖面が一変する時があります。この時イエス様の小舟にいたペテロをはじめ、弟子たちは吹き荒れる突風に翻弄されていました。イエス様は舟の中で熟睡しており、弟子たちは舟が沈まないようにと襲ってくる恐怖と戦っていました。そして万策尽き果てようとして、はじめてイエス様に助けを求めたのです。もうだめだと思ったその瞬間、イエス様を必要としたのです。イエス様を起しては不満げに 「主よ。いつまでも眠っていないで、早く起きて・・」 と訴えています。弟子たちはイエス様がこの船旅の責任者であることを忘れています。イエス様が弟子たちを召されてお従いしてきたのです。イエス様は嵐を起すことも静めることもおできになるお方です(詩篇107:23~30)。外の状況がどんなに荒れ狂っていても、イエス様の心は大凪のようでした。そしてこの神を見る目がなかった弟子たちの心はこの大嵐以上に荒れ果てしまってイエス様から 「信仰の薄い者たち」 とお叱りを受けたのです。
 私たちもまたこの弟子たちと同じようにイエス様と舟に乗っている者です。いつ何が起こるかわかりません。いつどんなことが起こっても、イエス様がともにおられることを忘れてはならないのです。「わたしは世の終わりまでいつもあなたがたとともにいます」 と約束されるイエス様です。主イエスを信じている私たちは、もうひとりぼっちではありません。イエス様は私たちを愛し、私たちを救うためにあらゆる試みに会われ、私たちの罪の身代わりとなって十字架で死なれました。3日目に死からよみがえられ、今も生きて私たちとともに歩んでくださるお方です。信仰の薄い私たちは、試みの中でつぶやき、ようやく主を見上げるような弱い者です。イエス様を知らずに人生を歩んできた方、イエス様はその方を一番心配しています。イエス様を信じている方々、あれこれと問題に心を奪われないように、嵐は必ず静まるのです。イエス様に目を向け信仰を保ち、イエス様の大船に乗った気持ちで進みましょう。

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