「神を恐れつつ前進」
使徒9章20~31節
初代教会が直面した悩み、苦しみは福音が浸透する妨げとはなりませんでした。
1.大胆な証
サウロは要注意人物、迫害者、暴れ者としてレッテルが付けられていましたが、「以前のサウロ」 ではありませんでした。イエス様と出会って、敵対心は消え、キリストにある喜びが満ちていました。罪を悔い改め、神との和解の中にあったのです。神を信じた恵みは、黙って心にしまっておけません。聖霊が私たちを語るように、証するように導かれます。聖霊の大きな励ましがあって 「イエスは主です」 と大胆に証できるのです。福音を恥としないパウロです。
2.教会の一致と連帯
神様はサウロのためにアナニヤともう一人バルナバを立ててくださいました。アナニヤはサウロに対する警戒を主に訴えています。しかしサウロに対する神のご計画を知って、その後アナニヤは 「兄弟サウロ」 と声をかけています。バルナバもサウロをエルサレム教会に連れていきました。多くの人々は神の恵みのみわざを知って、主にある仲間として迎え入れました。これによって教会に 「聖霊による一致と連帯」 が生み出されていったのです。
3.教会の確かな成長
「こうして教会は・・・築き上げられ、聖霊に励まされて前進し続けた」 とあります。主の教会はこの世の流れがどれほど激動し、揺れ動いても、そこに主の守りが、主のご支配が確かにあることをさし示しています。教会の歩みは、主が先頭に立って導かれます。私たちはそのような教会に導かれた兄弟姉妹です。教会での信仰者としての最大の関心事は、まず 「主はどのようにお考えか」 ということです、次に 「聖霊は私たちをどのように導かれるか」 ということです。こうして私たちはそれぞれ 「主にどのようにお従いするべきか」 が大きな課題です。神様が私たちに切に願っておられることは、私たちが神に喜ばれるクリスチャンになること、神に喜ばれる教会とされることです。1891年にフレデリック・フランソンが日本に来て以来123年が経過しました。そして同盟教団に属する教会が252教会です。その中の一つが1994年に誕生した北赤羽キリスト教会です。20年の歩みが主によって守られ、導かれてきました。
この8月には国外宣教50年を記念して世界宣教大会が予定されています。罪に満ちた世界中の人々に福音を語り伝え、キリストの心を 「わが心」 として証していきたいと思います。
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